おうちさんとわたし。

無職おひとりさま50代女性の家づくりと日常

それって犯罪なんじゃないですか?

日凪子です。

不動産取得税の続きです。

hinakonoouti.hatenablog.com

時系列が少し前倒しになります。不動産屋さんの辛口上司さんから不動産取得税免除のための秘策を授けられたのは、物件の契約日でした。
この日、担当のUさんが他の仕事で立ち会えず、代わりに辛口上司さんから購入に際しての説明を受けました。
それが一通り終わり、売主さんと先方の不動産屋さんがやってくるまでの数十分のあいだに辛口上司さんが語ったのは以下のような内容です。

「引き渡し日に登記簿を作成するので、このとき新しい部屋の住所で登録すれば不動産取得税は発生しません」

「なのでまず区役所に転出届けを出してください」

「引き渡し日の前に、移動先の区役所に転入届を出し、最新の住民票を受け取ってください」

「その住民票をもとに登記簿を作成します」

「そのあとまた転出届けと転入届けを出せば、不動産所得税は免除されるでしょう。登記費用も個人の価格になります」

え、あの、ちょっと待ってください。
引っ越してもいないのに住民票を移動させる?
それで、登記簿を作成したあと、またもとの住所に戻す?
それってあからさまに怪しくないですか?

「事情があって短期間に引っ越しを繰り返さなければならなかったと押し切れば問題ありません。同棲相手と別れたとか、親の介護とか、そんな事情のかたはいくらでもいます」

そうですか〜〜〜〜〜!?

でもそれって、やっぱり犯罪なんじゃないですか〜?

あとで「転入届け」「引っ越し前」などで調べたら、引っ越し前に住民票を移動して新しい住所で登記簿を作成すること自体は、よくあるようです。厳密にはダメなのでしょうけれど、暗黙の了解というか。こうしておくと不動産所得税の通知が来て、自分で資料を用意して免除の手続きをとるという手間も省けます。

なので転居後そこに住むことが前提であれば、問題なさげに思います(※厳密にはダメです)。

けど私の場合、引っ越しは7、8年先なので登記手続きが完了して引き渡しがすんだら、また転出届けと転入届けを出さなければなりません。

「たった一週間ですが、同棲相手と破局して、もとの家に出戻ることになりました(にっこり)」

区役所の窓口で、目をそらしたり口ごもったりせず堂々と言い切れるでしょうか?
無理です。
怪しすぎます。
犯罪臭がプンプンです。

登記手続きは、1ヶ月後の引き渡し日です。
そのあいだ私は犯罪に手を染めるべきか、頭と胃をキリキリさせて悩むことになるのでした。

不動産所得税は4、50万。
さらに登記費用の差額が10万。

やっぱり払いたくありません〜!