おうちさんとわたし。

無職おひとりさま50代女性の家づくりと日常

懐かしのドラマ〜江戸を斬る

こんにちは、日凪子です。

かつてドラマっ子だった私が、最初にハマった連続ドラマがこちらです。

江戸を斬る

正確には「連続時代劇」でしょうか? 
第1部は「梓右近隠密帳」という別作品で、第2部から第6部までが西郷輝彦さん演じる遠山金四郎の物語になります。
私が好きなのは、この西郷輝彦さんのシリーズです。
共演は松坂慶子さんです。
松坂さんが演じるおゆきさんは、お魚屋さんの看板娘ですが、実は水戸藩主が恋人にひそかに産ませたお姫様です。綺麗なだけではなく剣の腕も抜群で、金四郎さんのピンチに紫の頭巾で顔を隠した剣士の扮装で、助けにくるのです。

この、

「実はお姫様」
「実は北辰一刀流の使い手」
「謎の紫頭巾として大活躍」
「金四郎さんとは両想いで、いちゃいちゃ」
「のちに結婚して江戸奉行の奥方様に」
「それでも紫頭巾は続けます」
「旦那様のピンチに駆けつけます」

などの、ときめき要素てんこ盛りに、小学生の私は夢中になってしまったのでした。
大人向けのドラマはまだ見せてもらえませんでしたが、こちらは時代劇だったので家族が集まるリビングで毎週視聴できたのも大きかったです。
さらに夕方からしょっちゅう再放送もしていて、ビデオのない時代に繰り返し繰り返し見ることができました。
小学生でハマった私ですが、中学生のときも高校生になってからも再放送を楽しみにしていました。

最近また、昼間に2部から6部まで一挙に放送されて、かかさず見ていました。あれだけ何度何度も何度も見た作品なのに、金四郎さんとおゆきさんのじゃれあいにキュンキュンしてしまいます。
金四郎さんが目に笑みをにじませて、
お転婆
と口にすると、おゆきさんも目でぱーっと笑って、唇をほころばせて、
「まぁ」
と応えるのですよ。
このお決まりのやりとりが、当時からたまらなく好きでした。

お転婆
の一言に、愛情がいっぱいこもっていて、そんな行動的で剣の腕も立つおゆきさんのことを、金四郎さんが大好きなのが伝わってきて。おゆきさんもそれがわかってるから、怒ったりせず、
「まぁ」
と目で笑ってみせるのが本当に素敵で。

金四郎さんとおゆきさんは、私の永遠の推しカップルです。

また西郷輝彦さんがいちいちカッコよくて、松坂慶子さんの美しさはまばゆいばかりでした。
私の美人の基準は、松坂慶子さんによって作られたと言っても過言ではありません。
私にとって美人といえば松坂慶子さんで、松坂さんのように大輪の花がぱーっと開くような、どこまでも明るく華やいだ雰囲気をまとった、笑顔がキラキラした女性に憧れました。

沢口靖子さんも松坂慶子さんの系統ですよね? まとう空気がキラキラしています。
仲間由紀恵さんのお顔も大好きです。

松坂さんは今も第一線で活躍されていて、少しふっくらとされましたが、それもまた魅力的で。
なにより、やわらかな声や、目からぱーっと笑う、あの素敵な笑顔は変わらないままです。どんな役を演じても晴れやかで軽やかで印象的で、この先もずっと大好きな女優さんです。