おうちさんとわたし。

無職おひとりさま50代女性の家づくりと日常

無職で暇なのにドラマの録画を溜めすぎて、どうしたらいいのか。

こんにちは、日凪子です。

9月に入り、各局のドラマも最終回に向かっています。
10代、20代の私は、ドラマ大好きっ子でした。
ザテレビジョンを購入して、どのドラマを見ようか真剣にチェックしていました。
デジタル音痴でビデオを持っているのに予約録画ができなかったため、絶対にリアルで視聴する必要があります。好きなドラマの放映日は、すべての予定をすませ、テレビの前にスタンバイし、かじりつきで視聴していました。

↓まさにこんな感じで、ドラマの世界にどっぷり浸っていたのです。

ところが、30代、40代と歳を重ねるにつれて、私のドラマへの熱は失せてゆきました。
40代半ばからは、私でも簡単に予約録画ができるテレビが登場し、嬉しくて片っ端から録画してゆきましたが、やはり以前ほど集中できません。
50代の今では、次週の放送が楽しみで待ちきれない! とそわそわするようなドラマに出会うこと自体激減してしまい、なにを見てもいまひとつに感じてしまいます。
テレビを見ながら、スマホをいじっているせいかもしれません。
スマホのほうに意識が向いて、ドラマの内容に集中できないのです。

あんなにドラマが大好きだったのに……と思うと、悲しい気持ちになります。
そんな中でも、わくわくする作品に出会えることもあって、そうするとそのドラマを見るために、次の週も元気に生きなくてはと思うほど盛り上がって、力がわいてくるのです。

近年そんな気持ちを味わせてくれたのは、この2本です。
「鎌倉殿の13人」
「ブラッシュアップライフ」
三谷さんは「新撰組!」も「真田丸」も大好きだったので期待満々で見はじめて、その期待を毎回超えてゆく面白さと感動をいただきました。
「ブラッシュアップライフ」は逆に全然期待せず、なんとなく1話目を見たらハマってしまった作品です。笑えて泣けるシナリオも役者さんの演技も最高でした。

今季は、このあたりを見ています。

「シッコウ!!〜犬と私と執行官」
織田裕二さんが過去一可愛いです。役者さんがみんなイキイキしていて、わちゃわちゃ話している感じがめちゃめちゃ楽しいです。大森美香さんのシナリオはやっぱりハズレなしです。

「18/40〜ふたりなら夢も恋も〜」
福原遥ちゃんの声がっ! もう可愛い、可愛い、可愛いですっ! しゃべるのを聞いているだけで、ほわんとします。深キョンも綺麗だし、出演者が美男美女ぞろいで目の保養になります。

「この素晴らしき世界」
放映前、シナリオが三谷幸喜さんの変名ではと話題になった作品です。真相はプロデューサーさんの書き下ろしだったようです。1話目は、三谷さんらしいところを探しつつ、三谷さんにしてはちょっと……と、すっきりしなかったのですが、回が進むにつれてキャラクターに親しみがわいてきて楽しくなりました。最終回をどう着地させるのか気になります。

「VIVANT」
1話目は字幕の多さに脱落しかけました(目が悪いので、字幕、苦手なんです)。けれど堺雅人さんの正体が明かされたあたりからの盛り上がりが強烈で、心を持っていかれました。ヒキの強さが半端ないです。阿部寛さんは大好きだし、この役もとてもチャーミングで、登場されるたび頬がゆるんでしまいます。堺雅人さんはやっぱりすごい俳優さんですね! ドラムさんは癒しだし、制作側の力の入れ具合がひしひし伝わってくる良作だと思います。これも最終回が気になります。最終回は映画で〜は、やめてください、お願いします!

「何曜日に生まれたの」
野島伸司さんのシナリオは、こんな人いないよ〜というくすぐったさがあるのですが、ハマってしまうと、そこが快感だったりするのです。初期の「人間失格」「高校教師」はドラマ史に残る傑作ですが、私には胸が苦しくなるようなシーンが多くて苦手でした。個人的には今の作風のほうが好きです。3話のラスト、最高でした! 飯豊まりえちゃんから溝端純平くんへのあのセリフは、野島さんならではで、うわぁ〜センスあるな〜と、唸りました。それをぴたっとキメたまりえちゃんも良かったですね。

こうして書くと、今もドラマに熱中しているように見えますが、2話目くらいから溜めっぱなしのドラマもいっぱいあるのです。10月になったら新しいドラマが始まってしまうので、それまでに見なければと思いつつ、なんだかその気になれなくて……。だったら消せば良いのですが、もしかしたらすごく面白いかもという期待も捨てきれずで……。
ああ、でも本当に10月はもうすぐそこなので、なんとかしなければです。