おうちさんとわたし。

無職おひとりさま50代女性の家づくりと日常

足が足が足が、痛いのです(泣)。

こんにちは、日凪子です。

しとしとと雨の降る中、予約したレストランへ行ってまいりました。

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お料理はいつもどおり、うっとりな味わいでした。
窓から見おろす景色も雨で汚れが洗われて、いっそう清々しく見えます。
接客も素敵で、最高の時間を過ごすことができました。

そう、レストランは素晴らしかったのです。
ただ、行きと帰りは苦行でした。
それは靴のせいです。

ドレスコードのあるお店なので、パンプスを履かなければなりません。
私は足の幅が狭く甲も低いため、合う靴がほぼないのです。
ワイズAAAなんて、お店には置いてません。
なので、ぴったりは無理でも、極力合いそうな靴を選びに選んで履くしかないのですが、足の皮膚もヤワなため、靴擦れで皮膚が破けて血まみれ、を何十回繰り返したことか。

足の裏がぬるぬるしてるな〜と思ったら、血だった、なんてしょっちゅうです。

それでもなんとか、ここのお店の、このパンプスなら大丈夫、というパンプスを、40年かけて見つけたはずだったのですが。

無職になり、コロナもあって、あらたまった場に行くことが激減したからでしょう。パンプスを履くことがほぼなくなりました。ドレスコードのあるお店へ行くときも、現地でパンプスに履き替えるようになって、昔のようにパンプスで3時間歩くなどということもまったくなかったのです。

ところが本日、愚かにも雨の中を撥水加工のパンプスで出かけたのでした。
しかも、徒歩2分の最寄駅からではなく、徒歩45分先の駅から。
この時点で間違っていました。
けれど、お出かけ用の服にレインブーツも撥水加工のスニーカーも不似合いで、歩く距離も1時間以下だし、雨も小降りで止みそうだし、なんとかなると思ってしまったのです。

途中で雨がざばざば振り出した上に、10分も歩かないうちにつま先がジクジク痛みだし、後ろのくるぶしがすりむけてヒリヒリし、最低でした。
足が痛い……と思い続けながら45分先の駅に辿り着き、そこから電車でお店に到着するなり、トイレに直行し、ストッキングを脱いでくるぶしにぺたぺた絆創膏を貼りつけます。
それでどうにか、その場はおさまったのですが。

帰りがまたダメでした。
まっすぐ帰らずに、銀座にお目当てのお菓子を買いにいったのです。
お店から電車で3駅ほどの距離ですが、直線だとより距離が縮まります。何度か歩いたことがあって、30分もすれば着くだろうと歩きはじめてしまったのでした。

パンプスを履いているからか、前に歩いたときより遠く感じられて、あれ? こんなに遠かったっけ? と何度も思いました。

それでも無事にお菓子を購入し、そこからはさすがに歩くのをやめ、おとなしく電車に乗ったのでした。
あとは最寄駅から徒歩2分でおうちです。
ところが! 気持ちがゆるんだら、なぜだか便意をもよおしてしまったのです。
家まであと少しだから、と最初は我慢していたのですが、3駅前まできて、どうしても無理で、ホームに降りてトイレをさがしました。
運の悪いことにトイレは改札の外です。
仕方がないので改札を出てトイレに駆け込み、どうにか落ち着いたのですが……。

ここからが最後の、最大の苦行のはじまりです。

トイレから出たあとホームに戻ることをせず、3駅歩くことにしたのです。
雨が激しくなってゆく中、足もどんどん痛くなっていって、もう「足が痛い」としか考えられないくらい、ズキズキひりひり、ジンジン痛み続けます。

足が痛い、
足が痛い、
足が痛い〜〜〜〜〜!

いっそパンプスを脱いで裸足で歩いたほうが楽ちんなのでは、と思うほど痛くて痛くて、3駅45分の距離がはてしなく遠く感じました。
ようやく家に帰りつきパンプスを脱ぎ捨てたとたん、酷使した足がつって、また地獄を見たという。

ずっと履いていないと、パンプスは履けなくなってしまうものなのですね。
少なくとも私は、もうパンプスで10分以上歩くのは無理なのではと絶望しています。



決してこんなかかとの靴を履いているわけではなく、

せいぜいこの程度なのに……。