契約日に浮かれてホールケーキを予約したこと
こんにちは。日凪子です。

タイトルのとおりマンションの契約日に合わせて、苺のホールケーキを予約してしまいました。
お店のかたはプレートを書きながら、なんのこっちゃ? と思ったことでしょう。
気分はもう紆余曲折ありつつ思い切れなかった恋しい人と婚約まで漕ぎ着けたおめでたき人です。
本日は結納です。
不動産屋さんの店舗に、いそいそとうかがいました。
担当のUさんが別の仕事で立ち会えず、代わりに辛口上司さんがあれこれ采配してくださいました。
お嬢さまの親御さま、いえ、おうちさんの売主さんとも初対面です。
奥さまは出産で大変なのでしょう。おだやかそうな旦那さまがひとりでこられました。
テーブルで向かい合って、書類にぺったんぺったん印鑑を押してゆきます。
いただいた書類の中に、おうちさんの現時点での登記簿もあって、売主さんがどこの銀行でいくらローンを組んだのかということまで記載されていて、驚きました。
売主さんが以前に住んでらしたのが、私の今の住居のもろにご近所で生活圏が丸かぶりだったのが判明したり。登記簿って、こんなことまで記録してあるのですね。
ローンをいくら組んだのかわかってしまうのは、ちょっと嫌かもです。
引き渡し日は売主さんの希望で、1ヶ月後の4月21日になりました。
「最後までどうぞよろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします」
なごやかにご挨拶を交わして売主さんが先に帰られたあと、少しのあいだ席をはずしていた辛口上司さんが戻ってきて、やけに嬉しそうな顔で身を乗り出しながらおっしゃいました。
「日凪子さんが来られたとき、ちょうどWBCの準決勝を見ていて、7回までメキシコが3点リードしてたんですよ。7回裏で吉田選手が3ランホームランを打って同点に追いついたところで日凪子さんがいらして。負けたらヤダな〜と思ってたんですけど、勝ちました! 1度追いつかれたんですけど、最後は9回裏逆転サヨナラです!」
辛口上司さんは目をキラキラさせています。
私も嬉しくなって、
「うわー、良かったです! なんだか縁起がいいです!」
と一緒に大はしゃぎしてしまいました。
普段私は、スポーツはお正月の駅伝くらいしか見ません。
少し前に日本中が熱狂していたサッカーの大会も、1度も視聴しませんでした。
なのにこのときのWBCは1回戦からたまたま見ていたのです。
そのことにもすごい縁を感じて、辛口上司さんと侍ジャパンの勝利を喜びあったのでした。
次はいよいよおうちさんの引き渡しです。
でもその前にまだやることがちょこちょこあって、また新たな出費も発生して青ざめるのでした。