おうちさんとわたし。

無職おひとりさま50代女性の家づくりと日常

異臭事件その後〜やっぱり頼りにならない管理会社

こんにちは、日凪子です。

hinakonoouti.hatenablog.com

夏の異臭事件、その後です。
ご遺体を運び出しお部屋をクリーニングしたものの、外廊下から玄関のドアの前までゆくとまだまだ匂います。
なにより、窓の内側に張りつき、部屋の中を飛び交う無数のハエ、排水溝にたまったハエの死体と、その周りに群れ集う元気なハエが怖すぎです。

こういう場合のクリーニングは、特殊清掃でなければダメなのでは?

以前、マンションの管理会社のかたのブログで読んだことがあります。
親族がケチって一般的な清掃しかしなかったら全然効果がなくて、特殊清掃を入れてもらうのに大層苦労したと。

まだあんなにハエが飛んでいて匂いも残っているなんて、特殊清掃をしていないんじゃないか? それに昨日電話で管理会社の担当者が気になることを言っていました。

「前日からバルサンを焚いて、クリーニングしてもらいました」

バルサン?

検索すると、バルサンを焚いたせいで虫が近隣の部屋へ移動し被害がさらに拡大したという話が、ぽろぽろ出てきます。
バルサンは焚かないようにと。

バルサン、ダメじゃないですか!

さらに、窓の外からカァカァと不穏な鳴き声が聞こえてきました。
私の部屋のふたつ下、つまり事件のあった部屋のベランダの手すりにカラスがっ! 止まっているのですっ!
匂いにつられてやってきたのでしょうか?
マンションのベランダでカラスを見るのは初めてです。
ずっとカァカァ、ギャァギャァ、鳴いています。
もうホラーです。

たまらず不動産屋さんにまた電話をしました。
担当者に、ハエと匂いとカラスのことを再度伝え、
「特殊清掃をしてくださったのでしょうか?」
と確認すると、歯切れの悪い声でこんなことを言うではありませんか。

「クリーニング業者はご家族が手配したので、どうだか……」

しかも、
「ご家族の連絡先がわからなくて、こちらから連絡がとれないんです」
などと言うのです!

もともとはご夫婦で住んでいたのが、奥さんが別居して出ていかれて、一人残ったご主人が亡くなられたと聞いています。
けど、おかしいです。

「連絡がとれないのに、どうして奥さんはご主人が亡くなったとわかったんですか?」
「それは警察が調べて連絡したようです」

つまり警察を通さなければ奥さんと連絡がつかないということで。
なぜ奥さんがクリーニングを入れたときに連絡先を確認しておかないのかとイラっとしました。
普通、確認しますよね?
クリーニングも「特殊清掃でなければダメです」と管理会社主導で手配すべきでは? 
なのに、

「特殊清掃ですか? はぁ……。え、バルサンを焚いたらダメなんですか?」

と、まったく頼りにならない口ぶりです。
やっぱりこの不動産屋さんは信頼できないと、あらためて思いました。

「とにかく奥さんと連絡をとって、ハエの駆除と匂いの徹底消去をお願いします。このままだとハエがさらに繁殖してひどいことになりますよ。お部屋を売却するにしても、今のあの状態では買い手がつきませんよ」

「はぁ、まぁ、それはそうでしょうね」

最後まで頼りないお返事なのでした。

いったいこれからどうなってしまうのでしょう。
マンションがハエまみれにならないよう願うばかりです。