おうちさんとわたし。

無職おひとりさま50代女性の家づくりと日常

道路沿いのマンションの意外なメリット

ここまで内見したマンションを振り返ると、ほぼ立体道路沿いですね。
私の希望している地域に立体道路が多いからなのですが、道路沿いってどうなの? 排気ガスまみれでうるさくない? と忌避されるかたも多いと思います。

私の現居も立体道路からひとつ中に入った場所にあります。
新築で入居したばかりのころ、あいだを隔てているのは2、3階の高さの建物だけだったので、多少距離はあっても窓を開ければ道路がはっきりと見え、テレビの音が聞こえないくらいの騒がしさでした。
窓際の排気口を開けっ放しにしていて、ふと気づいたらオーダーメイドのお高いカーテンが黒く染まっていてギョッとしたこともあります。
そのときは、次に住み替えるときは絶対に道路沿いには住まない! と思ったものでした。

けれど27年のあいだに立体道路に壁ができ、低層住宅の代わりにそこそこ高さのある建物ができ、さらに私が一切排気口を開けなくなったりで、排気ガスに関する被害は感じなくなりました。
ベランダに普通に洗濯物を干していますが、まったく問題ありません。
ベランダ側の東の窓と、反対の西の窓、両方開けっ放しで一日過ごしても部屋が黒くなることも、健康に害が及ぶこともなかったです。

なので立体道路の真横はさすがに嫌ですが、ある程度距離があればokと思うようになりました。

さらに27年住むうちに、大きなメリットまで感じるようになったのでした。
それは窓を閉めても聞こえてくる車の音です。

えええええ〜、嫌だ〜、と思うかたもいると思います。

けど、慣れてしまえば車の音は案外気にならないものです。
私には滝の音や川の流れのようにさえ聞こえます。
それよりも、シーーーーンとした中に近所のお子さんの声や甲高い鳥の声などが聞こえることのほうが耐えがたくて、それをかき消してくれる車の音をいっそう好ましく思うようになったのでした。

大変申し訳ないのですが、お子さんの甲高い声が本当に苦手です。

住宅地の道路などで声を放って駆け回るお子さんなどを目にすると、住宅地にはとても住めそうにないと思うのでした。
共感してくださるかたはきっと少ないでしょう。
でも、ひっきりなしに流れてゆく車の音、本当におすすめですよ!