おうちさんとわたし。

無職おひとりさま50代女性の家づくりと日常

予算の追加と借金と

こんにちは、日凪子です。
ここからは築10年以内、50㎡前後、2LDKに絞っての内見になります。

けれど、またまた問題が。
物件高騰中の昨今、私が希望する駅で上記のスペックの物件は予算5000万円では厳しいという。
中古の場合、物件の3%程度の仲介料が発生します。
さらに、私の希望通りのリフォームが前提となると+600万はみておきたいです。
家具や家電も一新したいので、その予算と引越し費用で+300万。

物件の価格以外に1200万くらいかかるのではという想定でした。

となると物件価格は5000万−1200万=3800万になります。

2022年のこの年、3800万で希望する物件を購入するのは、非常〜に無理があります。
さてどうするか?

私のマネープランは90歳までです。
ずっと国民年金でしたので、65歳から満期で受給しても70万前後にしかなりません。
なので受給は75歳からと決めています。
そうすると年150万くらいになるので、ここに年間150万ずつ貯金を投入してゆく予定です。
もし77歳くらいでぽっくり逝ければ、2000万分を新しいおうちさんの購入資金として投入できます。

77歳でぽっくり。
私的にはじゅうぶんなのですが、77歳以上生きてしまったときに困ります。

ではこのリフォーム予算から引っ張るのはどうでしょう?
60代 300万
70代 400万
80代 300万
ここから500万を投入して、残り500万は75歳以降のリフォーム予算としてひとまとめにしても良いのでは。

他に家電予算、
60代 100万
70代 100万
80代 100万
がありますが、これは後々のことを考えると手をつけないほうが良さそうです。

pc、スマホ予算 100万
これもちびちび追加していかなければならないくらいなので、見送りで。

手術入院予算 200万
実は今のおうちさんのリフォームのときに、すでにここから200万引っ張ったのです。もともとは400万円でした。なのでこれ以上減らすのは良くありません。

以上、追加できそうなのはリフォーム予算の500万くらいです。
つまり物件予算が4300万。
まだまだ全然足りません。

最終的に私が選んだのは、禁じ手でした。
選ばざるを得なかったというべきでしょうか。
それは、7年後か8年後に今のおうちさんを売却した際に得るお金を投入することでした。

これはできればしたくありませんでした。
今のおうちさんは父が購入してくれた父名義のマンションです。
27年間私が1人でずっと住んでいて、私が相続する予定の物件ですが、やっぱり父の持ち物なのです。
私の自由には売れないし、もし父が存命中に売却するのであれば、離れて暮らす父に生前贈与なり相続時精算課税制度なりを申し出なければなりません。
なんだか気まずくありませんか。
しかも85歳の父は太極拳サークルやバドミントンサークルや英会話教室市民大学で活動していて、元気満々です。100歳まで生きそうです。

それに7、8年後に築35年ほどになったおうちさんがいくらで売れるのかは、そのときになってみなければわかりません。
今はそこそこ高値ですが、めちゃくちゃ安くなっている可能性もあるのです。

でも今の無職の私には他に金策の手段はありません。

こうして私は、未来の自分に借金することに決めました。
物件予算を6000万円(+リフォーム、仲介料その他1200万=7200万円)まで引き上げたのです。