おうちさんとわたし。

無職おひとりさま50代女性の家づくりと日常

どうかミルクは冷たいままで。

こんにちは、日凪子です。

いきなりですが、冷たい飲み物が苦手です。
胃がすぐに冷えて、それがからだじゅうに広がって寒さに震えてしまうからです。舌も冷えて麻痺状態になり、味がわからなくなったりもします。

昔、池袋にハーゲンダッツショップがあったころ、5のつく日は500円で5フレーバーいただけるという非常に魅力的なサービスがありました。
ところが、うきうきしながらチャレンジしてみたら、2つめくらいから舌の感覚がどんどんなくなっていって、3つめからは味のしないただ冷たいものを食べ続ける羽目に……。そうなるともう苦行です。
このショップは冷たい飲み物しか販売していなくて、温かい飲み物が欲し〜とずっと思っていました。

そんな感じで、パフェを食べるときも最初にアイスやシャーベットを口にしてしまうと、トッピングのチョコレートはまったく味がしません。なので冷たいものをいただくときは、温かい飲み物が必須です。

ならば、熱々の食べ物や飲み物は得意かというと、そんなことはなく、熱すぎるとまたしても味がわからなくなってしまうという……きっと私の舌が脆弱すぎるのです。

冷たい飲み物が苦手なように、熱すぎる飲み物も苦手です。
急いでいるときに、お店で舌が火傷しそうな熱い飲み物が出てくると、早く冷めてくれないかとはらはらしてしまいます。
そんなとき頼りになるのが、冷たいミルクです!
コーヒーでも紅茶でも、緑茶でもハーブティーでも、私はなににでもミルクを注ぎます。
そうすると熱々の飲み物がほどよい温かさになって、味わいもまろやかになり、美味しくいただけるのです。

たまに気をつかってミルクを温めて出してくださるお店がありますよね。
お気持ちは大変ありがたいのですが、個人的にはミルクは温めないで〜〜〜〜〜と思ってしまいます。なので最初から、
「ミルクは冷たいままでお願いします」
と伝えるようにしています。

おうちで飲み物を作るときは、最初に冷たいミルクをカップに注いでおきます。そこへポットから熱い紅茶やハーブティーをとぽとぽ注げば、ほどよい温度の、美味しい飲み物ができあがります。

ただ……この暑さだと、冷たいミルクで割ってもまだ熱々だったりして、好みの温度になるまでの待ち時間がもどかしいのでした。
逆に冬だとミルクで割った時点でぬるくなりすぎてしまったり、なかなか難しいです。
それでも好みの温度に仕上がったときは、嬉しくてほっこりしてしまいます。
たった一杯のお茶で、こんなに幸せになれるのですから、夏のあいだは、ゆっくり、のんびり、熱さがおだやかになってゆくのを待ちましょう。
無職の私には、急ぐことなどないのですから。